くるまやのススメ

くるまやで働く私が車について語るブログです。

新車を安く買うには3つのことを抑えておけば良い。

 

 

おはこんばんにちは。くるまやです。

 

今回は車を安く買うには

 

というテーマでお送りしたいと思います。

 

人生で2番目に高い買い物と言われる車。

 

1番は家と言われますが家を人生で2度買うことってあまりないかと思います。

しかし車は一度買ったら一生乗り続けるという方はほぼいません。

皆さん買い替えられます。

 

我々界隈で言われている車の買い替えペース。

 

日本では新車から購入されて平均約8年で買い替えられていると言われています。

 

そして中古車を乗り継ぐ方もいらっしゃるので

そこから5年。

 

日本では約13年経つと平均の廃車年数と言われています。

 

22歳の就職して乗り始め70歳まで乗るとすると3〜5回は車を最低でも買い替えることになります。

 

ではこの人生のパートナーとなる車をいかに安く買うか。

 

これは人生設計における大きな課題ではないでしょうか。

 

では本題に入りたいと思います。

 

新車を安く買うにはどうしたらいいか?

 

 

これから3つのことを抑えてもらいたいと思います。

またそれについて後述していきます。

 

 

 

其の一、値引きをしてもらえ!

 

これは皆さん思いついたのではないでしょうか?

 

ではどうやって値引きをしてもらえばいいか?

 

今はITの時代です。

調べれば何でも出てきます。

「自分の欲しい車 値引き」と検索すればたくさん情報が出てくるでしょう。

 

しかし!

 

気をつけてください。

その情報は本当にあなたの購入条件と一緒ですか?

 

グレード、オプション、下取り、支払い方法。

 

これらすべてが揃ってようやく交渉がスタートします。

 

ネットの情報ではここまでの情報が開示されていることは少ないです。

 

なのである程度の値引きの情報収集をした上でご自身の購入プランと比較検討して納得のいく金額を胸の内に留めておいてください。

 

 

「それでいくら値引きできるの?」

「ネットではこれだけ引いてるって書いてあるんだけど?」

 

 

これでは営業マンの心には絶対に響きません。

仮に値引きを多くしてくれたとしても丁寧に対応しようという気は起きません。

営業マンも一人の人間です。

 

真摯に向き合ってくれるお客様には真摯に応えたいと思うものです。

 

これを忘れずに交渉に臨んでください。

 

 

 

②人気の車を選べ!

 

皆さんの買う車は人気がありますか?

 

市場で人気の車には理由があります。

 

燃費がいい、快適な乗り心地、装備のわりにお値打ち、カッコイイなどなど…

 

どうして人気の車を買うと安いのか?

 

ひとつには買う人が多ければ値引きの値崩れが早いからです。

 

たくさんの人が買えば「あの人はあれだけ値引きしてもらった。」

「じゃあ私もこのくらいは…」

「でも私はこれ以上に…」

とどんどん値引き額が大きくなってくるでしょう。

 

新型車に値引きはなかなか望めませんが発売されて半年もすると大体の車は大幅な値引きが出てくるでしょう。

 

もうひとつ皆さんに考えていただきたいのは車は買い替えが9割を占めるということです。

 

免許をとって新しく車を購入する方やもう一台必要だから増車をするという方はごく少数です。

 

新車で人気の車は中古車市場でも人気の車であることが多いです。

 

好きなデザインで車を選ばれる方は非常に多いと思います。

また車を移動手段としか考えていない方も多くいらっしゃると思います。

 

そんな皆様に考えていただきたいのは車のリセールバリューについてです。

 

リセールバリューって何?

 

と思う方もいるかもしれません。

リセールバリューとは直訳すると再販価格。

つまりは車を手放すときの価格です。

 

「私は壊れるまで乗るから」

「10年以上乗るから私には関係ない」

 

と思った方大きな間違いです

 

是非車を買う時に手放す時のことまで考えてください。

 

あなたはその車をいくらで買いますか?

また何年後に手放しますか?

 

先程も書きましたが車の買い替えの平均年数は約8年です。

 

200万円で買った車が8年後は10万円…なんてこと車業界ではよくあることです。

 

じゃあもうちょっと良いクラスの人気の車を300万円で購入したら…なんと8年後に110万円で売れました。

 

8年で使ってる金額は同じじゃないですか?

 

このように車を買う時の金額で見るのももちろん大事ですが手放す時の金額も考慮して買えばより良いカーライフが待っていることは間違いありません。

 

じゃあ人気の車って何?

 

一言でいえば現在のトレンドはSUVとミニバンです。

 

SUVとはスポーツユーティリティビークルの略ですが、車の形状がハリアーCX-5ヴェゼルなどの形がSUVにあたります。

 

ミニバンとは後席にスライドドアのついた普通車と考えてください。

アルファードヴォクシー、セレナ、ステップワゴンがミニバンにあたります。

 

でもただSUVとミニバンを選べば良いというわけではありません。

 

ここで次の項目が大事になってきます。

 

 

③車に関する知識を持て!

 

車って非常に複雑な工業製品で営業マンのおすすめをある程度聞いて購入を検討される方が多いと思います。

 

営業マンには細かいことまで教えてくれる知識豊富な営業マンもいれば最新技術には疎いおじさん営業マン、新鮮さが命の新人営業マンまで幅広くいます。

 

どの営業マンにあたるかは半分運次第です。

あとは皆様で知識を補っていくしかありません。

 

ここでいう車に関する知識とは排気量が◯◯ccでどの装備がついて…というものではありません。

 

そんなものはカタログを見れば車を買ったことのない人でも知識豊富な営業マンでもわかることです。

 

ここでいう車に関する知識とは②人気の車を選べ!に通ずるものがあります。

 

具体的にはどの車、色、グレード、オプションが人気があるのかを把握することです。

 

先日トヨタアルファードの販売台数が月販1万台以上売れているというニュースが出ていました。

月販1万台がどのくらいすごいのか伝わりづらいと思いますがトヨタプリウスやアクア、日産のノートなどと同じくらい売れているということです。

 

あの高級ミニバンのアルファードが!です。

 

ではなぜアルファードがこんなに売れているのでしょう?

 

要因は大きく2つあると思います。

 

ひとつはトヨタの全車種併売化です。

どのトヨタの販売店でもトヨタ車であれば買えるようになりました。

以前はトヨペット店でしか販売されていなかったアルファードですが販売網が倍以上になったことによって販売台数が増加しました。

 

もうひとつはアルファードのリセールバリューです。

実はアルファードの脅威的なリセールバリューがお客様を惹きつけていると考えます。

 

2年間乗って乗り出し価格から30万円しか下がらなかったという事例も聞きますし1年乗って買った値段と同額で売れたという話も聞きます。

 

なぜこんなことが起きているかというと現在アルファードが海外でとても人気があり日本国内での販売価格以上の値段で取引されているためです。

 

ただし!皆さんに注意していただきたいのは先ほど申し上げた色、グレード、オプションです。

 

これを間違えるといくら同じアルファードでも手放す時の価格に雲泥の差がついてしまいます。

需要のあるオプションが合致しないといけません。

 

他の車も同じで需要のある色

ほぼ例外なく言えるのは白や黒

 

人気のグレード

抽象的になってしまいますがたくさんあるグレードの中で見た目のカッコいいグレードを選んでください。

 

人気のあるオプション

例えばこの車にはサンルーフがあった方がいいですよ!と言われたことはありませんか?

また安全装備でまだまだ自分はそんな年齢じゃないし大丈夫だから…とオプションをつけないで済ましていませんか?

とても損している可能性が高いです。

 

これらを調べて抑えておくことできっと車にトータルでかかる費用はグッと抑えられるはずです。

 

 

 

かくいう私もアルファードを買ってしまいました。

 

いずれ手放す時も来ると思いますのでその時は購入金額と売却金額を公開できればと思っております。